バレンタインの起源とは?

江崎グリコの調査によると、
バレンタインデーに本命チョコを贈る若い女性は全体の1割で、
ほとんどは「友チョコ」とのこと。

バレンタインデーのとらえ方が多様化している今、
「バレンタインデーって、ホントはなんの日?」というテーマでおさらいをしていきましょう。

■バレンタインデーは、聖ヴァレンタインが殉教した日

一般にバレンタインデーは、聖ヴァレンタインが殉教した日とされています。
聖ヴァレンタインは3世紀イタリアの司教で、子ども・家畜・てんかん病患者・養蜂家・旅人の守護聖人。
後に、恋人たちや結婚の守護者として広く信仰されるようになりました。
贈り物をするのは、獄中のヴァレンタインに、信奉者たちが手紙などを差し入れたことに始まります。

“valentine”には「恋人」の意味もあり、英語では“sweet heart”と同様。
ジャズのスタンダードナンバー『my funny valentine』は、
ミュージカルの中で女性が男性に対して歌うラブソングです。
「私の可愛いヴァレンタイン」と、相手をからかいながら、焦れているような歌詞がオトナです。

同様の用法は、
さらに古く17世紀に書かれたシェイクスピアの戯曲『ハムレット』の中にもみられます。
狂気のオフィーリアが口ずさむ歌の中に、
「明日は聖バレンタインデー、あなたが目覚める前に、私はあなたの窓辺に立ちましょう」
との歌詞が出てきます。
これは、バレンタイ・デー当日、最初に会う相手が恋人になるという古い占いに由来します。

■「恋人たちの日」となったのは、14世紀頃

バレンタインデーが「恋人たちの日」となったのは、14世紀頃。
エリザベス時代のイングランドで、愛の贈り物をする習慣が根づき、
次第にベルギー、北フランスへと広まっていきます。
印刷されたバレンタインカードが登場するのは、18~19世紀。
相手に気づかれないように、窓から投げ込んだりしていました。
日本の中高生が、こっそりロッカーや靴箱にチョコレートを入れておくのは、
この風習から考えると正解なのです。

さらにさかのぼると、2月14日はローマの祭日「ルベルカリア」の前日。
鳥がつがいになる日とも信じられていました。
ルベルカリアは、ローマ神話の豊穣の女神・ユノの祭りです。
祭りの当日には、乙女が自分の名前を書いた紙をツボに入れ、
若い男性がそれを引くクジを行い、当たった相手とカップルになるという行事がありました。
まるで乱交みたいですが、農耕民族にはよくある豊穣の祭りです。

これを嫌ったキリスト教会がルベルカリアを禁止し、
5世紀末に聖ヴァレンタインの日と定めたというのが、どうやら真相のようです。

ともあれ、日本にもバレンタインデーの風習がガッチリと根づきました。

■バレンタイン=チョコレートの起源はアメリカだった!

チョコレートを贈るのは日本独自の習慣と思われがちですが、起源はアメリカ。
1890年にハート型の箱に詰めた「バレンタインチョコレート」が登場しました。

日本国内では、1936年にアメリカ系の英字新聞社が発行した新聞に、
神戸の製菓会社がバレンタインチョコレートの広告を出したのが最初です。
以来、製菓業界とデパートの戦略により、
「年に一度、女性から男性に告白できる日」
としてバレンタインギフトにはチョコレート、との習慣が広まりました。

なぜチョコレートなのか? 
という疑問には、「チョコレートに含まれる媚薬成分のため」との見方もあります。

1970年頃には、単価の安さや気軽さも手伝って、十代の若年層を中心に定着。
本命チョコ、義理チョコ、世話チョコなど
さまざまな用途が登場する中、本命へのプレゼント価格が高騰。
一方通行は不公平! との声からか、
1980年代はじめに「ホワイトデー」が創設されました。
その後の商戦激化は周知のとおり。

欧米では、むしろ男性から女性に贈り物をする日。
カード、花、ハンカチ、お菓子など、ささやかなものが主流です。

バレンタイン・デーは、暦の上では立春から春分への間に位置する、春=発情期への助走の祭り。
くじ引きカップリングの風習は、少なくとも十七世紀までは続いています。
伝統ある儀式として、シングル限定のバレンタインパーティーの余興にいかがですか?

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